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アルターエゴ
(2009-01-01)
『アルターエゴ』。。大変興味深い考えです。
既存の英語学習本とは一線を画すすばらしい本だと感じました。
英語学習に対して曖昧な動機付けしかできないでいる人、一読の価値ありです。
戦略の教科書、延長戦。
(2008-11-19)
「話せる人」であれば意識的であるか否かを問わず存在しているであろう、もう一人の自分。
本書はそこにスポットを当て、「話せる人」のインターナルな性質のベールを真に剥ぎ、今から鍛えるなら、の戦略を説いた、まさに「あたらしい」教科書。
また、本書において何度も登場するアルターエゴ。
言語あるところ、どこにでも存在し得るモノだとすれば、経営のあらゆる分野、更にそこから細分化された領域でも存在していることを示唆している。
複数の人格を駆使し「ひとり会議」を支配できることが、経営者の資格なのかも知れない。
謎かけ→研究→謎かけを常に繰り返し新境地のおまけつきで本質を探る姿勢、過ぎたる部分・不足部分のないよう熟考の跡が窺える解説など、
著者のお人柄が反映された超良書であると思います。
今年いちばん、親に紹介したい本。
著者で選んだ本ですが、読んで大正解でした。
(2008-11-01)
この本を読んで思ったこと。
1)ここに書いてあることを誠実に実行に移すことができれば、英語の習得が可能であろうこと。
2)上記実現のため、何をどう勉強するのか、だけでなく、内発的モチベーション維持にもエネルギーを注ごうと思ったこと。
3)まだ英語を習得していない人ほど、チャンス!かも
ここでいう”チャンス”の意味する所は、まだ英語を習得していない人ほど、英語で獲得したいアルターエゴを意図的に設定することができる可能性が大きいのでは?、と私なりに解釈したからです。英語ができないことはコンプレックスになりがちですが、新たな人格を身につけられるかも、と思ったら、そして、その新たな人格が、ビジネスのアイディア着想や課題解決にも一役買ってくれる、なんて考えたら、ものすごいわくわくしてきます。内発的モチベーションとしては、おつりが来るぐらい十分ですね。
本や著者に関して思うことは、
1)今までの本に書かれていないことは何で、本書では何が新しいのかがはっきり示されている。(前著「あたらしい戦略の教科書」でも思った感想です。)
2)著者が提唱するアイディアの妥当性が、他著や文献からの引用を交えながら、納得いく形で説明されている。(著者が、この本を書くにあたって、どのくらい新たに調査し、勉強したかが想像できること。)
3)それゆえに、著者の誠実な人柄が伺え、次の著作が出ても、間違いなく買うであろうこと。
4)時代が経ても古びない内容で、長きに渡って、地道に売れ続ける本であろうこと。
です。
著者で選んだ本ですが、心底、読んでよかったな、と思える本でした。
スピーキング能力向上への効果的かつ現実的なアプローチ
(2008-10-26)
英語の4つの技能(読む、聴く、書く、話す)の中でも特に苦手にしている人が多いのがスピーキング(話す)事ではないでしょうか。初級者、中級者に限らず、そこそこ英語が読め、TOEICの点も高い人でもスピーキングはさっぱりという人は少なくないと思います。
この本では「スピーキング能力を向上する」アプローチとして、文法的な正確性よりも流暢さの獲得を優先し、「とにかく相手にいいたいことを伝える」力をトレーニングする事を提唱しています。
自分自身の経験から見ても、スピーキングについては、シンプルな英語を素早く口にして、とにかく自分の意図を相手に伝える事が大事だと感じていましたので、著者の主張には説得力を感じました。まず流暢さをトレーニングし、後で正確さを高めるというアプローチは効果的かつ現実的だと思います。
具体的なトレーニングとしては、「英語で考え英語で話す」回路を作るために、基本的な語彙(penとかbookとか)をヒトリゴト(または頭の中で)で英語で説明する事から始まります。自分で説明を考える事と英英辞典の説明を確認するという事を基本的な単語(まずは1000語目標)に対して行う事により、英語で考える事と、英語を素早く話す事の基礎が築かれます。
その後、発音のトレーニングや、普段の仕事への英語思考の適用について、実用性が高い様々なトレーニング法が紹介されています。
さて、トレーニングは継続性が大事です。「これからは英語くらい出来なきゃマズイ」という動機だけで、長期間に渡ってモチベーションを維持するのは難しいですよね。筆者はこの本で動機付けについても新しいアプローチを提言しています。それは、「英語で思考する私」というアルター・エゴを育てる事で自分の創造性と問題解決能力が高まるというものです。この部分については、今までの英語勉強本には無かった新しい考え方であり、とても興味深く、かつ魅力的な考えだと感じました。
総じて、英語初級者から中上級者まで推薦できる英語学習本の良書だと思います。特にスピーキング能力を向上されたい方に合った本だと思います。
ビジネス思考を強化する「英語本」
(2008-10-25)
巷には実に数多くの「英語本」がある。しかし、本書が類書と一線を画するのは、著者の体験的な方法論(特に、「ヒトリゴト」を利用した学習法はすぐにでも真似できそうだ)とともに、ビジネスで必要とされる、コミュニケーション力や思考力を強化することを目的としている点である。英語の専門家にありがちな、欧米崇拝は微塵もなく、ビジネスの現場で堂々と欧米人と対等な立場で渡り合う、著者の高い志が心地よかった。まさに、ミドルマネージメント(「課長」)のための「戦略」的な技術と思想が凝縮されているといえよう。
また、個人的には、ユニークな著者の視点を育んだオランダという国の文化、その企業組織にとても興味を覚えた。


